ルート概要

登山口土小屋登山口
目的地石鎚山弥山山頂
登り参考タイム2時間15分
下り参考タイム1時間35分

土小屋ルートは石鎚山の登山道で最も利用者の多いルートです。

車で1500m近くまで登ることができ、そこから先も比較的緩やかな登山道となっています。 距離で見ると成就社ルートに比べてやや長くなりますが、歩きやすく初心者にもお勧めです。

登山口へのアクセス方法は以下のページをご覧ください。

鎖場と迂回路

土小屋ルートには二ノ鎖と三ノ鎖の2つの鎖場があります。 二ノ鎖は65m、三ノ鎖は68mの長さがあります。

自信がない人が無理に登ってしまうと途中で動けなくなったり力尽きて転落したりする可能性もあります。 状況によっては非常に重大な事故につながる場合があるため決して無理はしないでください。

全ての鎖場には迂回路が設けられていますので自信のない人は迂回路を利用してください。

ルート詳細

土小屋登山口
35分
25分
土小屋遥拝殿

石鎚神社四社のひとつ土小屋遥拝殿です。

石鎚スカイラインの終点である土小屋に鎮座しており、その背後には霊峰石鎚山の岩峰が高く聳えています。 4月1日から11月末日まで神職が常駐しており、山に向かう方々の安全を見守っています。

石鎚神社や石鎚神社土小屋遥拝殿について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

土小屋遥拝殿の横を通る舗装路を少し進むと登山口があります。

森に包まれた登山道を緩やかに登っていきます。

第一ベンチ
10分
10分

森が切れる所にベンチがあり山頂を望むことができます。

第二ベンチ
20分
15分

見晴らしの良い笹原の中を進むと2つ目のベンチがあります。

第三ベンチ
35分
25分

尾根の南面と北面を行ったり来たりしながら進むと3つ目のベンチがあります。

ここから先は石鎚山の北壁の下に入ります。

途中何ヶ所か山頂が見える場所があります。

落石に注意

登山道上にあるルンゼ(小さな沢筋)では過去に何度も大規模な落石、土砂崩れが発生します。 道の上やすぐ近くに大きな石がごろごろしているような場所では特に注意してください。 雨の後や雪解けの季節には特に落石が発生しやすくなります。 そのような場所では休憩せずに速やかに通過するようにしてください。

二ノ鎖
35分
20分

一ノ鎖から少し進むと二ノ鎖の鎖元に建てられた鳥居に辿り着きます。 その上には避難小屋とトイレがあります。 公衆トイレはここが最後になるためできるだけ済ませておきましょう。

成就社ルートとの合流点

この鳥居の場所が成就社ルートとの合流点です。 特に下山時に土小屋ルートへの分岐を見落としやすく、うっかり成就社方面へ下りてしまう人をよく見かけます。 この鳥居が分岐の目印である事を頭に入れておきましょう。

二ノ鎖

二ノ鎖は長さ65mもあり、傾斜もかなり強くなっています。 無理して登って動けなくなり腕の力が尽きて転落する事故も発生しています。 落下すると重大な事故につながるので無理に登ることはしないでください。

迂回路もありますので自信のない人はそちらを利用してください。

二ノ鎖が終わるとさほど間を空けずに三ノ鎖があります。

木造の建物が見えてきたらその奥に三ノ鎖の登り口があります。 迂回路を行く人は建物側へは行かずに鉄の階段を登ってください。

三ノ鎖

三ノ鎖は68mあり石鎚山で最も長い鎖となっています。 二ノ鎖同様難しい鎖場なので決して無理はしないでください。

迂回路もありますので自信のない人はそちらを利用してください。

三ノ鎖が終わるとそこが弥山の山頂です。

弥山山頂